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グラデーションと影の付け方

グラデーションの掛け方

グラデーションは2種類の掛け方が有り、1つはlinear-gradient( )関数使った線形グラデーション、もう1つはradial-gradient( )関数を使った放射状グラデションですが、ここでは線形グラデーションに関してのみ記述しています。

線形グラデーション

linear-gradient( )関数でグラデーションラインはボックスの中心と角度(終点または角度)定義し、色は始点と終点に省略可能な中間点で定義します。

終点または角度のどちらも指定が無い場合はディフォルト値として”to bottom”が使われます。

Operaはバージョン11.10からCSSグラデーションをサポートしています。

2017年現在最新の書式

linera-gradient( 開始位置と角度, 開始色 開始位置, 終了色 終了位置);

開始位置と終了位置は省略可能です、省略した場合には”開始位置=0、終了位置=100%"が適用されます。
開始位置と角度を省略すると既定値の”to bottom”が適用されます。

複数の色を指定することもでき、この場合も位置の省略は可能で、省略した場合には均等に割り当てられます。

linera-gradient( 開始位置と角度, 開始色 開始位置, 途中色 途中位置, 終了色 終了位置);
(例)
background:linear-gradient(to bottom, #fff5ee,#ba55d3,#d8bfd8);
background:linear-gradient(#fff5ee,#ba55d3,#d8bfd8);

旧バージョンのブラウザの場合

ベンダープレフィックスは最近のフラウザだけを対象にするのであれば、不要だと思いますが、少数派でも旧バージョンのブラウザも対象にしようとすれば必要になります。その書式としては、

gradient(linear, 開始位置, 終了位置,  from(開始色), color-stop(位置, 途中色), to(終了色));
linear-gradient(開始位置, 開始色 位置, 途中色 位置, 終了色 位置);

の2種類があります。

Chromeの場合

”-webkit-gradient()”の書式は3.0以降で認識されるようですが、”-webkit-linera-gradient()”は10.0以前のバージョンでは認識されません。

background: -webkit-gradient(linear, left top, left bottom, from(#990), to(#066));
background: -webkit-gradient(linear, left top, left bottom, from(#fff5ee), color-stop(0.5,#ba55d3), to(#d8bfd8));
background: -webkit-linear-gradient(top, #990, #066);
background: -webkit-linear-gradient(top,#fff5ee,#ba55d3,#d8bfd8);
これは、レイアウト P タグのコンテンツです

FireFoxの場合

background: -moz-linear-gradient(top, #990, #066);
background: -moz-linear-gradient(top,#fff5ee,#ba55d3,#d8bfd8);

Operaの場合

background: -o-linear-gradient(top, #990, #066);
background:-o-linear-gradient(top,#fff5ee,#ba55d3,#d8bfd8);

Internet Exploreの場合

IEの場合では、グラデーションを掛けるにはIE独自の書式となり、色は開始色と終了色の2色だけになるため、”CSS3 PIE”を使います。

ボックスに影の付け方

ボックスに影を着けるにはbox-shadowプロパティを使います。
影は2~4つの長さを指定することで付けることが出来、任意の色やinsetキーワードを指定すると影がボックスの内側につきます。

	box-shadow: 10px 10px;
	box-shadow: 10px 10px 10px rgba(0,0,0,0.4);
	box-shadow: 10px 10px 10px 10px rgba(0,0,0,0.4);
  box-shadow: 10px 10px 10px 10px rgba(0,0,0,0.4) inset; 

色指定にはrgba( )カラーモデルではなく16進数で指定することも出来ます。

指定内容

1番目の値
水平方向の影のオフセット距離、正の値で右へ、負の値で左に移動します。
2番目の値
垂直方向の影のオフセット距離、正の値で下へ、負の値で上に移動します。
3番目の値
ぼかしの距離、負の値を指定することは出来ません、値が大きいほど影端のぼかしが強くなります。
値が0の時ハッキリとした影になります。
4番目の値
広がりの大きさ、正の値を指定すると全方向に拡大し、負の値を指定すると縮小します。
色の値
指定すると影の色が指定された色になります。
insetキーワード
指定すると、ボックスの内側の影になります、既定ではボックスの外側に影が出来ます。